小沼寛陶展-浮遊するモノたち 展示の様子-1

2021.10.21

 

今展覧会、花器もたくさんきています。

 

 

植物が近くにあると急に一緒に呼吸をしはじめます。

 

作家が納得がいく合点、着地点にピタとはまるまで、磁器の粘土からカタチをつくり造形し、試行錯誤をくりかえしつくられた有機的な作品たち。
仕上げは、鉱物や金属などの釉薬を施しまた焼成、を納得のいく空気感に達するまで繰り返す。

固いやきものでありながら、植物と並んで違和感無く、まるで一緒に呼吸をする生物、いきもののように、柔らかく動きだしそうな有機的なやきものたち。

技法も型も関係なく、ただただ作家の感性と感覚をもとに、自分の合点のいく着地点を探り探ってやっとたどりつき、うまれでてきた作品。

ギャラリーの空気とお客様の呼吸に触れて、出会うことで、またさらに生き生きとしてくれるでしょうか。
作品はなまもの。
予測しないような現象や出来事があるから面白いですね。

是非ご高覧下さい。
ギャラリーマミカ

“Hiroshi Konuma Ceramics Exhibition-Floating Things-” started from today.
October 14th (Thursday) to 24th (Sunday)
From 11:00 to 18:30 (only last day until 17:00)
※20th (Wednesday)will closed.

Please take a look.
Gallery Mamica