ARTIST
konuma hiroshi - ceramic
小沼 寛 - 陶芸家
北海道小樽生まれ。
1970年 19歳、ヨーロッパにわたる。フィンランドの土を踏み、その後、ロンドンに移る
1978年 陶芸を始める。
1983年 フィンランドのフィスカスにて作陶。
1984年 自らの工房を「アトリエ あうりんこ」とする。
1996年 那須に移住。
個展、ジョイント展多数
はじめて小沼寛さんのやきものを見た時、どことなく「とらわれない」感じがし、惹かれ、後にそれが彼の生き方でもあったと知りました。独学による技法にとらわれない方法で、一つ一つ手びねりでつくられています。まるで羽音がきこえてきそうな薄くて軽やかな作品には、天使か妖精たちが潜んでいて自由に飛び交っている、そんな幻覚がみえてきそうです。
丹念に表面が滑らかになるまで削られ、何度も何度も、釉かけ、釉薬を調合、焼成、を繰り返して、試行錯誤し、その末に作品ができます。小さな作品、大きな作品、オブジェ、うつわ、花器、小物。繊細でもあり、力強くも有ります。巻貝かシダ植物のようなくるくるや月などのモチーフ、自然の本物の貝殻か真珠貝のようにところどころ光っていたり、赤、ブルー、トルコブルー、や象牙色、とてもうつくしい発色です。
◆ Exhibition info:
<plan to exhibit>
● 2020-Dec 「I love komono Ⅲ 展」
<past exhibit achieved>
◆ 展示風景
那須高原にある小沼寛さんと奥様の盆栽家加藤文子さんのご自宅とアトリエから
妻であり盆栽家の加藤文子さんとともに、自宅兼アトリエで現在「あうりんこギャラリー」も行っています。
<past exhibits> 過去の展覧会と展示の様子
2014年4月、小沼寛 陶展 -天使の羽音
2015年11月 小沼寛 陶展
2017年11月小沼寛 陶展
2019年10月小沼寛 陶展
2016年6月I LOVE KOMONO 展(グループ)